この世界に入ったきっかけ 角ふじ新松戸店

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そもそも、私がこんなにもラーメンを愛してしまうきっかけを作ったのがここ、角ふじ新松戸店さんです。
初めて行ったのは確か14年前の2006年だったと思います。

その頃は深夜3時まで営業していた角ふじさん(現在は1時までです)それまでラーメンに傾倒していた訳ではない私は、目移りする券売機のボタンから、なんとなく塩ラーメンを選びました。
お好み調整を聞かれるも、初めての私には何が何だか分からず、とりあえず全て普通を選択。

待つ事数分、目の前に着陸したどんぶりには、それまで私の知っていたラーメンとは別の何かが入っていました。
まず、麺が見えないどころか高さがとんでもない野菜のタワー、その頂上に鎮座するニンニクの醤油漬け。
そして思い出しただけで唾を飲み込んでしまう、あのコッテリしたスープの香り。

私は、箸を手に取ると無我夢中で野菜とニンニクを頬張り、歯ごたえが心地よい麺を啜っては食いちぎり、食いちぎっては啜ります。
そしてチャーシュー………ほどよく脂身を含んだそいつに、私の心は一瞬で鷲掴みにされました。

結果的に箸を手にしてから10分程の間、最後にどんぶりを傾けスープを飲み干すまで、一言も言葉を発する事はありませんでした。

やはり、何事も初めての経験をするのは素晴らしいですね。私をラーメンの道に導いてくれた角ふじさん、今でもあの日の事は忘れていませんよ。

改めてありがとうございます。そしてご馳走サマでした(*≧∀≦*)