御徒町 山家(やまべ)
さて、やってまいりました、今回は非ラーメン回になります。
こちらの山家さん、上中通り(うえちゅんどおり)から一本入った所にも上野店がございますが、今回お邪魔したのは御徒町店。
御徒町駅を降りてすぐ目の前にある宝くじ売り場の方に渡り、右手の方に歩き一本目の道を左折(曲がってすぐ左にセブンイレブンがあります)更に少し歩くと左手にクイックガストがありまして、その向かい側にあるのが今回お邪魔した山家さんになります。
私、常々思っているのですが、食べ物の究極は「安旨(やすうま)」だと思うのです。
そんな私が、ここ山家さんは限りなくその究極に近いのではないかと思っているのです。
扉を開け店内に入ると、ほのかに香ばしい揚げ物の匂い。
二郎のように席はカウンターのみで、調理風景が丸見え。
新鮮な卵、生のパン粉を程よく纏った質のいい肉が、一斗缶から注ぎたての綺麗な白絞油(しらしめゆ)にダイブすると、やや控え目な揚げ物を揚げる時のシュワシュワという音。
メインのカツが揚がる少し前に味噌汁とお新香、ご飯が提供され、着席から5分程で私の前にロースカツ様が降り立ちました。
今回私が注文したのはロースカツ定食750円
えっ?いいんですか?これが750円で?
定食が揃った時点で抱いた感想は、カツを一口かじった瞬間に申し訳ないと思う程に膨れ上がりました。
だってこのカツ………(いやいやいやいや、このクオリティのアツアツのロースカツを………これ、スーパーで買ってきて家で作っても同じくらいの値段……いや、なんなら高くつくかも……)
………うんめぇぇえ!
噛むとジュワっとジューシーで、それでいて決して油っこくはない、これはもう食べられる芸術作品ですわw
曜日、時間によっては一時間超の待ちと思われる行列になりますが、これは絶対食べておくべき。
個人的には、仮にロースカツ定食が1000円でも全然安いと思えます。
私の知るお店の中で、安旨の頂点、御徒町 山家。
すぐお隣の上野まで続くアメ横、動物園、博物館など、観光スポットはたくさんありますので、上野、御徒町近辺を訪れた際には、是非お立ち寄りください。